と‐つか【十握/十拳/十束】
《「つか」は、握った手の、小指から人差し指までの幅》10握りの長さ。10つかみの長さ。
とつ‐がわ【十津川】
奈良県南部を流れる川。上流は山上ケ岳付近に源を発する天(てん)ノ川で、南流して和歌山県に入り熊野川となる。
とつがわ‐ごう【十津川郷】
奈良県、十津川沿岸一帯の地。南朝の遺跡が残る。また、江戸末期、天誅組(てんちゅうぐみ)が戦った地。
とつき‐とおか【十月十日】
10か月と10日。人の妊娠期間をいう語。 [補説]人の妊娠期間は平均266日くらいといわれる。出産予定日は、WHO(世界保健機関)の指針によって、最終生理日から280日目とされるが、個人差がある。
とときはんすいじけんちょう【十時半睡事件帖】
白石一郎による時代小説のシリーズ。昭和49年(1974)から平成15年(2003)にかけて複数の雑誌で断続的に発表された。江戸時代の福岡藩を舞台に、総目付の十時半睡が大小の事件に取り組むさまを描...
とふ‐の‐すがごも【十編の菅薦】
《「ふ」は編み目の意》編み目が十筋あるすがごも。「真菰(まこも)にまれ、…菅薦にまれ、ただあらむを貸し給へ。—な給ひそ」〈堤・由無し事〉
と‐ほう【途方/十方】
1 多くの方向。向かう方向。「—を失へる敵どもを」〈太平記・一〇〉 2 てだて。方法。手段。「年よって子を先だて、—があるまい」〈浄・丹波与作〉 3 すじみち。道理。「遠慮を忘れ—なくて、言ふま...
と‐むら【十村】
江戸時代、加賀藩に置かれた、10か村ないし数十か村を単位に設定された地方(じかた)支配の組織。また、その長。他藩の大庄屋にあたる。
と‐もじ【十文字】
十という文字。また、その形。じゅうもんじ。
十文字(ともじ)に踏(ふ)・む
ふらふらと十文字の形に歩く。千鳥足で歩く。