じゅうにひょう‐ほう【十二表法】
前450年ごろ制定された、古代ローマ最古の法典。法知識を独占する貴族と平民との闘争の結果、旧来の慣習法を成文化したもの。のちのローマ法の基礎をなす。12枚の板に記されて公示されたことからこの名が...
じゅうにぶ‐きょう【十二部経】
⇒十二分経
じゅうに‐ぶん【十二分】
[名・形動]十分すぎるほどたっぷりしていること。また、そのさま。「—に利益を上げる」
じゅうにぶん‐きょう【十二分経】
仏教経典を12に分類した呼び名。修多羅(しゅたら)(契経(かいきょう))・祇夜(ぎや)(応頌(おうじゅ))・伽陀(かだ)(諷頌(ふじゅ))・和伽羅那(わがらな)(授記)・優陀那(うだな)(無問自...
じゅうに‐もん【十二門】
平安京大内裏の外郭の12の門。東面の陽明門・待賢門(たいけんもん)・郁芳門(いくほうもん)、南面の美福門・朱雀門(すざくもん)・皇嘉門(こうかもん)、西面の談天門・藻壁門(そうへきもん)・殷富門...
じゅうにもんろん【十二門論】
インド古代の仏教書。1巻。竜樹著。409年に、鳩摩羅什(くまらじゅう)が漢訳。大乗仏教の空観の理を12章に分けて解説したもの。三論の一で、三論宗の根本聖典。
じゅうに‐りつ【十二律】
中国や日本の音楽の12の標準楽音。1オクターブ間に約半音間隔で12音が配される。基音を長さ9寸(約27センチ)の律管の音とする。中国では、黄鐘(こうしょう)を基音とし、大呂(たいりょ)・太簇(た...
じゅうにるい‐しょう【十二類生】
仏語。生まれ方によって衆生(しゅじょう)を12に分けたもの。胎生・卵生・湿生・化生(けしょう)の四生に、有色(うしき)・無色・有想・無想・非有色・非無色・非有想・非無想を加えたもの。
じゅうに‐れっこく【十二列国】
⇒春秋十二列国(しゅんじゅうじゅうにれっこく)