みつ‐ご【三つ子/三つ児】
1 1回の出産で生まれた三人の子供。 2 3歳の子。転じて、幼い子。
三(み)つ子(ご)の魂(たましい)百(ひゃく)まで
幼いころの性格は、年をとっても変わらないということ。
みつせ‐がわ【三つ瀬川】
三途(さんず)の川のこと。「—渡らぬ先にいかで猶(なほ)涙の水脈(みを)の泡と消えなむ」〈源・真木柱〉
みつ‐ぞろい【三つ揃い】
三つで一組になっているもの。特に、上着・チョッキ・ズボンの三つがそろっている背広。スリーピース。
みつで‐かえで【三手楓】
ムクロジ科の落葉中高木。深山に自生。葉は3枚の小葉からなる複葉。小葉は長楕円形で縁に粗いぎざぎざがあり、先がとがる。雌雄異株。春、黄色い花を穂状につける。
みつとうげ‐やま【三ツ峠山】
山梨県南東部にある山。標高1785メートル。山頂南側に高さ150メートルの岩壁があり、ロッククライミングの練習場として知られる。山頂が三つの峰に分かれるため、三峰(みつみね)山ともよばれる。山頂...
みつ‐どうぐ【三つ道具】
三つ一組になった道具。 1 江戸時代、罪人を捕らえるのに用いた、突棒(つくぼう)・刺股(さすまた)・袖搦(そでがらみ)。 2 拘禁に用いる、手かせ・足かせ・首かせ。 3 懐中道具の、きり・小刀・...
みつ‐どもえ【三つ巴】
1 三つのものが互いに対立して入り乱れること。「—になって争う」 2 三人が向かい合って座ること。三つ鼎(がなえ)。 3 紋所・文様の名。巴を三つ組み合わせて円形にしたもの。
みつ‐の‐あさ【三つの朝】
《年・月・日の三つの朝にあたるところから》元日の朝。元朝。さんちょう。《季 新年》「我が門や松はふた木を—/蕪村」
みつ‐の‐かわ【三つの川】
「三途(さんず)の川」に同じ。