しえんか‐たんそ【四塩化炭素】
炭化水素に塩素を反応させて作る、特異臭のある無色の液体。水にはほとんど溶けず有機溶媒に溶けるので、フレオンの原料、油脂・樹脂の溶剤に利用。化学式CCl4 テトラクロロメタン。
し‐おう【四王】
「四天王」の略。 中国、古代の四人の帝王。禹(う)・湯(とう)・文・武、または舜(しゅん)・禹・湯・武。 中国、清初に活躍した王姓の四人の南宗(なんしゅう)画家、王時敏・王鑑・王翬(おうき...
しおう‐いん【四王院】
奈良市にある西大寺の異称。
しおう‐ご‐うん【四王呉惲】
中国、清初の六大南宗(なんしゅう)画家。王時敏・王鑑・王翬(おうき)・王原祁(おうげんき)の四王と、呉歴・惲寿平(うんじゅへい)。→四王
しおう‐てん【四王天】
仏語。六欲天の第一。須弥山(しゅみせん)の中腹にあたる所。また、そこにいる四天王。
しお‐で【四緒手/四方手/鞖】
馬具の名。鞍の前輪(まえわ)と後輪(しずわ)の左右の4か所につけた、金物の輪を入れたひも。胸繋(むながい)、尻繋(しりがい)を留めるためのもの。
し‐おん【四恩】
仏語。人がこの世で受ける4種の恩。「心地観経」では、父母・衆生(しゅじょう)・国王・三宝の恩。
し‐か【四果】
小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹(しゅだおん)(預流(よる))果・斯陀含(しだごん)(一来(いちらい))果・阿那含(あなごん)(不還(ふげん))果・阿羅漢(無...
し‐か【四科】
《「論語」先進から》孔子が重んじて教えた四つの科目。徳行・言語・政事・文学。
し‐かい【四戒】
1 仏語。4種の戒め。作法どおり戒師から受戒し戒体を得て悪業(あくごう)を除く解脱(げだつ)戒、色界四禅に入ることによって止悪の働きを得る定共戒、見道以上の聖者が得る道共戒、三毒を断じて悟りを得...