しもん‐しんか【四門親家】
親類の親類。縁者。
しもん‐せん【四文銭】
1枚で4文に通用した銭。寛永通宝のうち明和5年(1768)以降鋳造された真鍮(しんちゅう)銭と万延元年(1860)以降鋳造の精鉄銭、および文久3年(1863)以降鋳造の文久永宝の総称。裏に波紋が...
四文(しもん)と◦出(で)る
軽々しく人の話に横から口を出す。「何でも—◦出たがるから不便(ふびん)だ」〈滑・浮世床・初〉
しもん‐や【四文屋】
江戸末期、4文均一の食べ物や品物を売った大道商人。また、その店。
しもん‐ゆうかん【四門遊観】
釈迦(しゃか)が太子だったとき、王城の東西南北の4門から出遊して四つの出来事を見て出家の決意をしたこと。東門を出てつえにすがる老人を見て、生あれば老あるを悟り、西門を出て病人に会い、生あれば病あ...
し‐ゆう【四友】
1 画題となる四つの花。雪の降るころに咲く玉椿・蝋梅(ろうばい)・水仙・山茶花(さざんか)。また、梅・松・竹・蘭(らん)。 2 四つの文房具。筆・墨・紙・硯(すずり)。
し‐りん【四輪】
仏語。 1 大地、すなわち須弥山(しゅみせん)の下にあって世界を支えているという4種の大円輪。下から空輪・風輪・水輪・金輪(こんりん)。 2 転輪王の感得する金・銀・銅・鉄の4種の輪宝。
し‐りん【四隣】
1 前後左右の家や人。「牛肉注文の声が—の寂寞を破る」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 隣り合った周囲の国々。
しりん‐おう【四輪王】
古代インドの理想的な国王、金輪(こんりん)王・銀輪王・銅輪王・鉄輪王のこと。4種の転輪王。
しりん‐しゃ【四輪車】
車輪が四つある車。よんりんしゃ。