りく‐じ【六事】
人として心がけるべき、慈・倹・勤・慎・誠・明の六つのこと。
りく‐せき【六籍】
⇒六経(りっけい)
りく‐たい【六体】
1 漢字の六種の書体。大篆(だいてん)・小篆・八分(はっぷん)・隷書・行書・草書。また、古文・奇字・篆書・隷書・繆篆(びゅうてん)・虫書。六書(りくしょ)。ろくたい。 2 「書経」の六種の文体。...
りく‐ちょう【六朝】
中国で、後漢の滅亡後、隋の統一まで建業(現在の南京)に都した呉・東晋・宋・斉(せい)・梁(りょう)・陳の6王朝。
六朝時代に行われた書風。六朝体。
ろく‐ちょう【六朝】
⇒りくちょう(六朝)
りく‐てん【六典】
中国、周代に国を治めるために制定された六種の法典。すなわち治典・教典・礼典・政典・刑典・事典。
りくとう【六韜】
古代中国の兵法書。文韜・武韜・竜韜・虎韜・豹韜・犬韜の6巻60編。周の太公望の撰とされるが、現存するものは魏晋時代の偽作といわれる。
りくとう‐さんりゃく【六韜三略】
古代中国の兵法書、「六韜」と「三略」の併称。
《
から転じて》兵法などの、極意。奥の手。虎の巻。
りく‐とく【六徳】
1 人の守るべき六種の徳目。知・仁・聖・義・忠・和。また、礼・仁・信・義・勇・知。 2 妻の行うべき六種の徳目。柔順・清潔・不妬(ふと)・倹約・恭謹・勤労。
りく‐ふく【六服】
中国、周代に王畿の外にあって五百里を一区とする六つの地域。すなわち、侯服・甸(でん)服・男服・采服・衛服・蛮服。