にんげんろん【人間論】
《原題An Essay on Man》ポープの詩作品。1733年から1734年にかけて発表。書簡形式で書かれた啓蒙詩。 《原題、(フランス)Esquisses de l'homme》アランの...
ねんだいき【年代記】
《原題、(ラテン)Annales》古代ローマの詩人エンニウスによる詩。ローマの歴史を描いた長編叙事詩だが、現存するのは約600行のみ。ホメロスの詩の技法をラテン語詩に初めて導入し、ラテン文学の父...
はるかなるこいびとによす【遥かなる恋人に寄す】
《原題、(ドイツ)An die ferne Geliebte》ベートーベンの連作歌曲集。1816年作曲。全6曲。歌詞はアロイス=ヤイテレスの詩に基づく。
はんしゅっしょう‐しゅぎ【反出生主義】
《antinatalism》 人は生まれてくるべきでなく、また、子を作るべきでないという思想。幸福に生きているように見える人も、多くの苦痛を味わっており、最大の苦痛である死は避けられない。また、...
フランク【Anne Frank】
[1929〜1945]ユダヤ人の少女。フランクフルトの生まれ。ナチスの迫害を避けるため、家族とともにアムステルダムの隠れ家に移り住む。2年後に強制収容所に送られ、病死。没後、隠れ家での生活を綴っ...
ぶんせき‐てつがく【分析哲学】
《analytic philosophy》第二次大戦後の英米を中心とする代表的哲学。言語分析を通して哲学の問題を解決あるいは解消しようとする。日常言語の実際の使用法を注意深く記述するという方法に...
ぶんせき‐はんだん【分析判断】
《(ドイツ)analytisches Urteil》カントの用語。主語概念にすでに含まれている内容を述語として付け加える判断。この判断では、認識は拡張されない。解明判断。⇔総合判断。
ヘーシンク【Anthonius Geesink】
[1934〜2010]オランダの柔道選手。松本安市らに師事し、昭和39年(1964)の東京オリンピックで無差別級金メダルを獲得。引退後もカラー柔道着の導入を提唱したほか、柔道の世界的普及に努めた。
ベル【Andrew Bell】
[1753〜1838]英国の教育家。助教法を創始し、初等教育の普及に貢献した。
ボードイン【Anthonius Bauduin】
[1822〜1885]オランダの陸軍軍医。文久2年(1862)長崎養生所教官として来日。江戸に医学校創設の準備のため帰国後再来日し、明治2年(1869)大阪病院に勤務、大学東校でも教え、明治3年...