カルシウム【(英)・(オランダ)calcium】
アルカリ土類金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属。酸や温水とは激しく反応して水素を発生する。天然には大理石・石灰岩・石膏(せっこう)などに含まれる。動物では炭酸カルシウムとして貝殻などの、燐...
カルシウム‐きっこうやく【カルシウム拮抗薬】
《calcium antagonist》狭心症や心筋梗塞(こうそく)の治療薬。カルシウムチャネルに結合し、血管平滑筋へのカルシウムの流入を抑制して筋を弛緩(しかん)し、血管を拡張する。
カルシウム‐シアナミド【calcium cyanamide】
石灰窒素の主成分。無色の結晶。水に溶け、徐々に分解してアンモニアを発生する。化学式CaCN2
カルシトニン【calcitonin】
甲状腺から分泌されるホルモン。骨のカルシウム放出を抑制し、尿中への燐酸(りんさん)排出、腸管でのカルシウム吸収を促進する。1963年、ラットの甲状腺で発見された。
カルシフェロール【calciferol】
ビタミンD。
カルス【callus】
1 植物体が傷を受けたときに、傷口をふさぐために増殖する組織。傷ホルモンの刺激によって形成される。癒傷(ゆしょう)組織。仮皮。 2 植物の篩板(しばん)の両側または片側に形成される物質。セルロー...
カルセオラリア【(ラテン)Calceolaria】
キンチャクソウ科カルセオラリア属の一年草の総称。南アメリカやニュージーランドに200種以上自生する。高さ30〜40センチ、卵形の葉が対生し、唇形の花を多数つける。
カルソン【(フランス)caleçon】
体にぴったりとした五分丈や七分丈のズボン。
カルタジローネ【Caltagirone】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。カターニア平野の端、標高約600メートルに位置する。古代ギリシャの時代より陶器の生産が盛んで、現在もマジョリカの産地として有名。17世紀の大地震によ...
カルダス‐ダ‐ライーニャ【Caldas da Rainha】
ポルトガル西部の町。ポルトガル語で「王妃の湯治場」を意味する。15世紀にポルトガル王ジョアン2世の妃レオノールが、世界最古とされる鉱泉治療病院を設立したことに由来。病院付属の公園だったドンカルロ...