エルトールがた‐コレラ【エルトール型コレラ】
《El Tor cholera》コレラの一型。1906年シナイ半島の港町エルトールで発見された。東南アジアに常在するエルトール型コレラ菌により起こる。症状はアジア型コレラより軽い。
エルトールがた‐コレラきん【エルトール型コレラ菌】
《El Tor Cholera bacillus》コレラ菌の一種。かつてのアジア型コレラ菌に代わり、原因菌の主流である。東南アジア・アフリカで毎年流行がみられる。
エルドギャウ【Eldgjá】
《アイスランド語で「火の谷」の意》アイスランド南部にある峡谷。深さは200メートル以上あり、長さ約30キロメートルにわたって続く。火山の噴火によってできた峡谷としては世界最大級とされる。
エル‐ドラド【(スペイン)El Dorado】
16世紀の探検家たちが南アメリカのアマゾン川上流奥地にあると想像した黄金郷。転じて、理想郷の意にもいう。
エル‐ニド【El Nido】
フィリピン南西部、パラワン島北部の海岸保養地。プエルトプリンセサの北東約240キロメートルに位置する。バキュイット湾に大小50あまりの島々が浮かび、なかには、高さ500メートの浸食を受けた切り立...
エル‐ニーニョ【(スペイン)El Niño】
1 《幼子キリストの意》南米ペルー沖の近海で、ほぼ毎年12月ごろに水温が高くなる現象。貿易風が弱まることで付近の暖流が移動して発生する。 2 「エルニーニョ現象」の略。
エルニーニョ‐げんしょう【エルニーニョ現象】
《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ...
エルネスト【(イタリア)Ernesto】
イタリアの詩人、サーバによる自伝的小説。著者晩年にあたる1950年代に着手されたが未完。没後の1975年に刊行。
エル‐ハワリア【El Haouaria】
チュニジア北東部、ボン岬半島の北端にある町。毎年5月から6月にかけて、伝統的な鷹狩りの祭りが催されることで有名。古代ローマ時代の石切り場跡がある。
エル‐バジェ【El Valle】
パナマ中部の町。正式名称はエル‐バジェ‐デ‐アントン。首都パナマの南西約90キロメートル、エルバジェ山のカルデラ内にある。標高約600メートルに位置し、高原の避暑地として知られる。エル‐バイェ。