カルマン‐フィルター【Kalman filter】
誤差を含む信号から、時間変化する原信号を推定する手法。ロケットの位置測定、カーナビゲーションシステムなど、幅広い分野で用いられる。ハンガリー出身の工学者R=カルマンの名を冠する。
カルマン‐ライン【Kármán line】
⇒カーマンライン
カルミア【kalmia】
ツツジ科の常緑低木。葉は長楕円形で厚い。初夏、淡紅色の花を散房状につけ、花びらは浅く五つに裂けていて、絵日傘に似る。北アメリカの原産で、日本には大正4年(1915)に渡来。はながさしゃくなげ。ア...
カルミエル【Karmiel】
イスラエル北部、ガリラヤ地方の町。アッコの東約20キロメートルに位置する。1960年代、アラブ人の村があった場所に建設された。毎夏、同国最大の舞踊祭が催されることで知られる。
カルミン【(オランダ)karmijn】
中南米産のサボテンに寄生するコチニール虫(エンジムシ)の雌から得られる鮮やかな紅色の色素。絵の具・染料などに用いる。洋紅。コチニール。カーミン。カーマイン。
カルムイク【Kalmïk】
ロシア連邦にある22の共和国の一。カスピ海北西岸に位置する。基幹民族はオイラート系のカルムイク人で、チベット仏教を信仰している。首都はエリスタ。
カルヤ‐きょうかい【カルヤ教会】
《Karja Kirik》エストニア西部、バルト海に浮かぶサーレマー島の北東部にある教会。14世紀以前の創設。内部には自然崇拝の影響が色濃く残るゴシック様式の彫刻や、フレスコによる天井画がある。
カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】
《(ドイツ)Karlsbader Salz》チェコ西部カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)の鉱泉を蒸発させてとった結晶。人工的には硫酸ナトリウムに重曹・食塩・硫酸カリウムを加えて製した白色の...
カルロビ‐バリ【Karlovy Vary】
チェコ西部にある温泉保養都市。テプラ川とオフジェ川の合流点付近に位置する。ボヘミアガラス製造の中心地であり、カルロビバリ国際映画祭の開催地としても有名。第二次大戦までドイツ人が多く居住。2021...
カルロボ【Karlovo/Карлово】
ブルガリア中部の都市。バルカン山脈南麓、カルロボ盆地のストリャマ川沿いに位置する。バラの生産が盛んで、東のカザンラク盆地と合わせてバラの谷と呼ばれる。中世に要塞が築かれ、オスマン帝国時代の16世...