ほしのおうじさま【星の王子さま】
《原題、(フランス)Le Petit Prince》サン=テグジュペリの童話。1943年刊。砂漠に不時着した飛行士とほかの星から来た王子との心の交流を、詩的な文体のうちにさまざまな寓意を交えて描く。
ホラティウスきょうだいのちかい【ホラティウス兄弟の誓い】
《原題、(フランス)Le Serment des Horaces》ダビッドの絵画。カンバスに油彩。ローマへの忠誠を誓うホラティウス三兄弟を描く。新古典主義絵画の代表的な作品の一。パリ、ルーブル美...
まおう【魔王】
《原題、(ドイツ)Erlkönig》ゲーテの詩にシューベルトが作曲した歌曲。1815年作。嵐の中、父が子を抱いて家路を急ぐが、魔王に子の魂を奪いとられてしまう。
《原題、(フランス)Le R...
まずしいひとたち【貧しい人たち】
《原題、(フランス)Les Humbles》コペーの詩集。1872年刊行。
マファト‐たに【マファト谷】
《Le Cirque de Mafate》インド洋、フランスの海外県レユニオン島にある谷。ピトン‐ド‐ラ‐フルネーズを刻む三つの谷の一。高い外輪山に囲まれる。標高2190メートルのピトンマイド展...
まぼろしをおうひと【幻を追う人】
《原題、(フランス)Le Visionnaire》フランスの作家グリーンの小説。1934年刊。
まむしのからみあい【蝮のからみあい】
《原題、(フランス)Le nœud de vipères》モーリアックの小説。1932年刊。財産をめぐる家族との確執に倦(う)む孤独な老人ルイの内面を描く。
マルガット‐じょう【マルガット城】
《le Margat》シリア西部の港湾都市バニヤースの南郊にある十字軍時代の城。元はアラブ人領主の城だったが、東ローマ帝国の手に渡り、12世紀末より聖ヨハネ騎士団が要塞化して重要拠点の一つになっ...
マルドロールのうた【マルドロールの歌】
《原題、(フランス)Les Chants de Maldoror》ロートレアモンの長編散文詩。1869年に完成した作品だが、内容が背徳的であるとして出版社が刊行をとりやめ、著者没後の1874年に...
ミザントロープ【(フランス)Le Misanthrope】
⇒人間嫌い