ソトワール【(フランス)sautoir】
1 厚手でずんどう型の浅鍋(あさなべ)。ソテーや煮込み料理に用いる。外輪(そとわ)鍋。 2 女性用の胸元までの長い首飾りのこと。金・銀などの鎖状のもので、時計や小さな財布をつるすこともある。また...
ソドミー【sodomy】
男色や獣姦(じゅうかん)など、自然に反した性愛。旧約聖書に記された、悪徳の都市ソドムにちなむ称。
ソドム【Sodom】
旧約聖書「創世記」に記されている都市名。死海南端付近にあったと伝えられ、その住民の罪悪のために、ゴモラの町とともに神の火に焼かれて滅びたという。罪悪に対する神の審判の例として、聖書にしばしば登場する。
ソドムのいち【ソドムの市】
《原題、(イタリア)Salò le 120 giornate di Sodoma》1975年製作のイタリア・フランス合作映画。パゾリーニ監督の遺作。サドによる未完の小説を原作に、舞台を20世紀の...
ソナグラフ【Sonagraph】
音波などの周波数や強度の時間的変化を分析して記録する装置。音声の分析・発音の矯正などに用いる。商標名。
ソナグラム【sonagram】
ソナグラフによって記録された図形。黒白の濃淡模様として表される。
ソナタ【(イタリア)sonata】
独奏曲または室内楽曲の形式の一。その内容は時代によって大きく異なるが、バロック期には緩‐急‐緩‐急の4楽章構成の教会ソナタ(ソナタ‐ダ‐キエザ)と、種々の舞曲を連ねた室内ソナタ(ソナタ‐ダ‐カメ...
ソナタ【Sonatas】
バリェ=インクランの長編散文詩。四部作。「秋のソナタ」「夏のソナタ」「春のソナタ」「冬のソナタ」の順で、1902年から1905年にかけて年一作ずつ刊行された。別邦題「四季のソナタ」。
ソナタ‐ダ‐カメラ【(イタリア)sonata da camera】
《cameraは、部屋・室の意》室内ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、主として舞曲楽章によるものをいうが、非舞曲楽章を含むものもある。「ソナタ‐ダ‐キエザ」に対していう。→ソナタ
ソナタ‐ダ‐キエザ【(イタリア)sonata da chiesa】
《chiesaは、教会の意》教会ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、一般に非舞曲形式による緩‐急‐緩‐急の4楽章構成をとるものをいう。「ソナタ‐ダ‐カメラ」に対していう。→ソナタ