いと【幼】
[名]《近世上方語》幼児。男女の区別なく用いたが、後期には女児をさすようになった。「お生まれなされた—様(=男児)の」〈浄・布引滝〉 「向かひの嬶(かか)や隣の—(=女児)なぞ対手(あひて)に...
いと【糸】
1 天然、または人造の繊維を細長く引きのばしてよりをかけたもの。織物糸・縫い糸・編み物糸など。「—をつむぐ」 2 細長く1のようになっているもの。「クモの—」 3 琴または三味線などの弦楽器の弦...
いと【伊都/怡土】
⇒伊都国(いとのくに)
い‐と【異図】
謀反(むほん)の心。異心。
い‐と【意図】
[名](スル) 1 何かをしようとすること。「早期開催を—する」 2 何かをしようと考えている事柄。おもわく。もくろみ。「相手の—をくむ」
いと
[副] 1 非常に。たいへん。きわめて。「三寸ばかりなる人、—うつくしうて居たり」〈竹取〉 2 ほんとうに。まったく。「忘れ草種とらましを逢ふことの—かく難きものと知りせば」〈古今・恋五〉 3 ...