あおり‐つ・ける【煽り付ける】
[動カ下一][文]あふりつ・く[カ下二] 1 盛んにおだてる。おだてあげる。「—・けて幹事役を押しつける」 2 (「呷り付ける」と書く)酒などを勢いよく続けて飲む。一気に飲む。「冷酒を—・ける」
おだ・つ【煽つ】
[動タ下二]「おだてる」の文語形。
おだて【煽て】
おだてること。「—が効く相手」「—に乗る」
しゃくり【決り】
《「さくり」の音変化》 1 中がくぼむように削ること。しゃくること。 2 おだてること。そそのかし操ること。「是もやっぱり—かと気で気をとり直しては」〈洒・籬の花〉
しゃく・る【決る/抉る/杓る/刳る】
《「さくる」の音変化》 [動ラ五(四)] 1 中がくぼむように、えぐる。「シャベルで砂を—・る」 2 すくうようにして上げる。しゃくう。「船底の水を—・る」 3 あごを前に出して頭部をやや後ろ...
すか・す【賺す】
[動サ五(四)] 1 機嫌をとって、こちらの言うことを聞き入れるようにさせる。「子供を—・して寝させる」「おどしたり—・したりして行かせる」 2 言いくるめてだます。「弟を—・しておやつを取り上...
せん【煽】
[音]セン(呉)(漢) [訓]あおる おだてる 人をそそのかす。おだてる。あおる。「煽情・煽動」
そくら
(「そくらをかう」の形で)おだてること。けしかけること。そくろ。「源三位毎夜—をかひに来る」〈柳多留・一二〉
そだ・てる【育てる】
[動タ下一][文]そだ・つ[タ下二] 1 手間をかけて養い成長させる。養育する。「実の子同様に—・てる」「苗を—・てる」 2 能力などが伸びるように教え導く。手を掛けてやったり、教え鍛えたりして...
ちゃら‐つか・す
[動サ五] 1 ちゃらちゃらと音をさせる。「小銭を—・す」 2 出まかせを言って相手をおだてる。冗談を言ってふざける。「むかふの気にあふやうに万事気をきかして、—・すもんじゃさかい」〈滑・大師めぐり〉