くわ【桑】
クワ科クワ属の落葉高木の総称。ヤマグワ・カラクワ・ロソウなどで、品種も多い。葉は卵形で先がとがり、切れ込みのあるものもある。雌雄異株が普通で、4月ごろ、淡黄緑色の小花が集まって咲く。実は複合果で...
くわ【鍬】
農具の一。刃のついた平たい鉄の板に柄をつけたもの。田畑を掘り起こしたり、ならしたりする。風呂鍬(ふろぐわ)と金鍬(かなぐわ)に大別される。
く‐わ【句話】
俳諧に関する話。俳話。
く‐わ
[感]《「こは」の音変化という》相手の注意を引こうとするときに発する語。さあ。これは。ほら。「—、これを御覧ぜよ」〈宇治拾遺・一〉
くわい【慈姑】
1 オモダカ科の多年草。泥中に茎の基部から四方に地中枝を出し、その先に、球形で先にくちばし状の芽をもつ淡藍色の塊茎を生じる。葉は大きく、矢じり形。秋、白い花を輪生する。塊茎は食用。中国の原産で、...
クワイア【choir】
教会の聖歌隊。「—ボーイズ」
くわい‐あたま【慈姑頭】
《クワイの芽が出た形に似ているところから》江戸時代、町医者などが結った髪形の一。総髪を後頭部で束ね、先を短く垂れ下げたもの。
クワイエット‐ピリオド【quiet period】
⇒沈黙期間2
クワイ‐がわ【クワイ川】
《Kwai》タイ西部の川。長さ240キロメートル。タイ・ミャンマー国境のテナセリム山地に源を発し、メークローン川に合流する。第二次大戦中、日本軍が川沿いに泰緬(たいめん)鉄道を建設した。カンチャ...
クワイがわ‐てっきょう【クワイ川鉄橋】
タイ西部の町カンチャナブリーの北西郊、クワイ川(クワイヤイ川)に架かる橋。日本軍が連合軍捕虜を使って建設した泰緬(たいめん)鉄道が通る。1943年に木造橋が建設されたが、連合軍の爆撃で破壊。19...