ぐず‐つ・く【愚図つく】
[動カ五(四)] 1 はっきりした行動・態度をとらずにいる。ぐずぐずする。「決心がつかないまま—・いている」 2 だだをこねる。ぐずる。「子供が—・いて寝つかない」 3 雨が降ったりやんだりで、...
にえきら◦ない【煮え切らない】
[連語]態度がはっきりしない。ぐずぐずしている。「—◦ない返事」
なずま・し【泥まし】
[形シク]《動詞「なづむ」の形容詞化》 1 物事がはかばかしく進まないさま。ぐずぐずしている。「なま君達は、—・しくすずろはしきものぞ」〈狭衣・一〉 2 ほれぼれするほどである。「いかにしても—...
ぬか・る【抜かる】
[動ラ五(四)] 1 油断して、失敗する。「敵は手強いぞ、—・るなよ」 2 ぐずぐずして時機を失する。また、だらしなくなる。「航海士は—・らず…と言ったので」〈独歩・別天地〉
とどこお・る【滞る】
[動ラ五(四)] 1 物事が順調に運ばない。はかどらない。つかえる。「仕事が—・る」 2 金を支払うべき期限になっても支払わない。「家賃が三月分—・る」 3 流れがとまる。停滞する。「交通が—・...
なき‐ごと【泣(き)言】
泣きながらぐずぐず訴える言葉。不運や苦しみを嘆く言葉。「—を並べる」
とう‐りゅう【逗留】
[名](スル) 1 旅先などに一定期間とどまること。滞在。「湯治場に三か月間—する」「長(なが)—」 2 その場にとどまって進まないこと。また、1か所でぐずぐずすること。「さばかりのことになりて...
ねちみゃく
《「ねぢみゃく」とも》言語・動作・性格などが、ぐずぐずして思い切りの悪いこと。くどくて、さっぱりしないこと。「ねばうかたう—するは鬼も笑はん」〈浮・今様廿四孝〉
ち‐ぎ【遅疑】
[名](スル)疑い迷って、すぐに決断しないこと。ぐずぐずためらっていること。「暫く—する様子であったが」〈谷崎・吉野葛〉
ち‐ちゅう【踟蹰】
[名](スル)進むのをためらうこと。ぐずぐずと立ち止まること。躊躇(ちゅうちょ)。「あまり長く梅樹の下に—するとお目玉を頂戴することであったが」〈蘆花・思出の記〉