いい‐つ・ける【言(い)付ける】
[動カ下一][文]いひつ・く[カ下二] 1 命令する。「用事を—・ける」 2 告げ口する。「先生に—・けてやる」 3 言い慣れている。いつも言って慣れている。「—・けない言葉を使う」 4 言って...
でん‐せい【伝声】
ことづけること。伝言。「御序の節宜しく—を乞う」〈木下尚江・良人の自白〉
こと‐づ・つ【言伝つ】
[動タ下二]《「ことつつ」とも》ことづけをする。伝言する。「北へゆく雁(かり)のつばさに—・てよ雲のうは書きかき絶えずして」〈新古今・離別〉
こと‐づて【言伝】
《古くは「ことつて」》 1 伝えたい言葉を他の人に取り次いでもらうこと。また、その言葉。伝言。ことづけ。「明日来るようにと—をする」 2 間接に人から伝え聞くこと。また、伝え聞いた話。伝聞。「—...
こと‐づか・る【言付かる/託かる】
[動ラ五(四)]伝言したり、品物などを渡したりすることを、人から頼まれる。言いつかる。ことづけられる。「父への手紙を—・る」「帰社が遅くなると同僚から—・った」
しき【職】
1 律令官制で、省の下、寮の上に位置する役所。中宮職・大膳(だいぜん)職・京職・摂津職など。 2 中世、職務に付随する権限をさす。本家職・領家職・下司職・作職・守護職・地頭職など。 3 「職曹司...
こと‐よ・せる【言寄せる/事寄せる】
[動サ下一][文]ことよ・す[サ下二] 1 ほかの事に託して事をなす。かこつける。口実にする。「仕事に—・せては遊びに出かける」 2 言葉で助力する。「天地(あめつち)の神—・せて春花の盛りもあ...
しょく‐げん【嘱言】
1 ことづて。ことづけ。伝言。 2 後事を頼むこと。また、その言葉。
でん‐ごん【伝言】
[名](スル)人に頼んで、相手に用件を伝えること。また、その言葉。ことづて。ことづけ。「彼には妹から—してもらう」
たく・する【託する/托する】
[動サ変][文]たく・す[サ変] 1 自分がなすべきことを他の人に頼む。まかせる。「後事を友人に—・する」 2 人に頼んで品物などを届けてもらう。用件を他の人にことづける。「伝言を—・する」 3...