さん‐しゃ【三社】
1 《「さんじゃ」とも》三つの神社。特に、伊勢神宮・石清水(いわしみず)八幡宮・賀茂神社(または春日大社)をさす。 2 三つの会社。
さんしゃ‐たくせん【三社託宣】
天照大神・八幡大菩薩・春日大明神の託宣を一幅に書いたもの。信仰の対象として、室町時代から江戸時代末まで、吉田神道の発展に伴い広く流布した。神道家の偽作といわれる。
さんしゃ‐づくり【三社造(り)】
神社本殿の中に、神体が三座並んでいること。神棚にもいう。
さんしゃ‐ほうへい【三社奉幣】
伊勢神宮・石清水八幡宮・賀茂神社に奉幣すること。国家的事件などの際、特に奉幣使がつかわされた。
さん‐しゅ【三種】
1 《「さんじゅ」とも》三つの種類。 2 「第三種郵便物」の略。
さん‐しょ【三所】
《「さんじょ」とも》 三つの場所。3か所。「—の権扉(けんぴ)をおしひらき給へり」〈平家・七〉
「三所権現(さんしょごんげん)」の略。
さん‐しん【三心】
《「さんじん」とも》仏語。浄土に生まれるために必要な3種の心。観無量寿経に説く、至誠心(しじょうしん)・深心(じんしん)・回向発願心(えこうほつがんしん)。無量寿経に説く、至心・信楽(しんぎょう...
さん‐しん【三身】
《「さんじん」とも》仏語。大乗仏教で説かれる3種の仏身。法身(ほっしん)・応身(おうじん)・報身(ほうじん)。三仏身。
さん‐じ【三事】
1 三つの事柄。 2 治世上に重要な3か条。正徳・利用・厚生の3事項。 3 仕官する者の守るべき3か条。清・慎・勤の3事項。 4 春・夏・秋の3季にわたる仕事。農事。 5 人として仕えるべき三人...
さん‐じ【三時】
1 零時から3時間たった時刻。→時(じ) 2 午後3時ごろに出す間食。おやつ。おさんじ。 3 農業に大切な三つの季節。耕作の春、草取りの夏、収穫の秋のこと。 4 インドで、熱時・雨時・寒時の3季...