じっ‐し【十死】
1 生きる見込みなく、きわめて危険なこと。死を免れない状態。「—に一生を得る」「この五六日しきりになやみ候ひて、既に—の体に相見え候」〈芭蕉書簡・元禄六年許六宛〉 2 「十死日(じっしび)」の略。
じっ‐し【十指】
1 10本の指。また、特にきわだったものを数える数。「名士として—に数えられる」 2 多くの人の指。
じっ‐し【実子】
血を分けた自分の子。自然の血縁のある子。産みの子。
じっ‐し【実姉】
同じ父母から生まれた姉。実の姉。
じっ‐し【実施】
[名](スル)法律・計画などを実際に行うこと。「試験を—する」「—要綱」 →実践(じっせん)[用法]
じっし‐いっしょう【十死一生】
1 《「漢書」外戚伝から》ほとんど助かる見込みがないこと。九死一生。 2 「十死一生の日」の略。
じっしいっしょう‐の‐ひ【十死一生の日】
「十死日(じっしび)」に同じ。
じっし‐せっけい【実施設計】
基本設計に基づいて、工事の実施および工費の内訳明細書の作成ができる段階まで、設計図書を明細化する設計作業。
じっ‐しつ【実質】
1 実際に事物に備わっている内容や性質。「形式ばかりで—が伴わない」⇔形式。 2 臓器の本来の生理機能を営む組織。→間質(かんしつ) [補説]「実質的に」の意で、副詞的に用いられることもある。「...
じっしつ‐ぎょうむじゅんえき【実質業務純益】
銀行などの金融機関が本業で得た利益を示す業務純益から、特殊な要因を取り除き、本業だけの利益をより厳密に見るための指標。業務純益から、国債等債券関係損益や信託勘定償却額を差し引く一方、一般貸倒引当...