うち‐か・つ【打(ち)勝つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐「勝つ」を強めていう語。「宿敵に—・つ」 ㋑(「打ち克つ」とも書く)困難や苦しみなどを乗り越える。克服する。「誘惑に—・つ」 2 野球・テニスなどで、激しく打ちあったすえ...
りゅうりゅう‐しんく【粒粒辛苦】
[名](スル)穀物の一粒一粒は農民の辛苦の結晶であるということ。米を作る農民の苦労をいう。転じて、物事を成し遂げるために、こつこつと苦労を重ね、努力を積むこと。「—したすえに学者となる」
たどり‐つ・く【辿り着く】
[動カ五(四)]尋ね求めながら、やっと目的地に行き着く。また、苦労のすえに、やっと行き着く。「ようやく山頂に—・く」
ハムレット【Hamlet】
シェークスピアの四大悲劇の一。5幕。1602年ごろ初演。デンマークの王子ハムレットが、父王を毒殺して王位に就き、母を妃とした叔父に復讐する物語。ハムレットはその思索的な性格のために悩み、恋人オ...
ようやく【漸く】
[副] 1 長い間待ち望んでいた事態が遂に実現するさま。やっとのことで。「戦争が終わり—平和になった」 2 苦労した結果、目標が達成できるさま。かろうじて。何とか。「迷ったすえに—たどりついた」...
かよいこまち【通小町】
謡曲。四番目物。古作を観阿弥が改作。百夜通いのすえに、精根尽きた深草少将の霊が死後も小野小町の霊を追うが、僧の回向(えこう)で成仏する。