おとし‐ぶた【落(と)し蓋】
1 鍋などの容器の中にすっぽり落ち込み、直接材料にかぶさるふた。漬物桶のものもいう。さしぶた。 2 箱の側面をふたとし、左右の溝に沿って上げ下げして開閉するもの。
めだし‐ぼう【目出し帽】
両目の部分のみを明け、顔全体をすっぽり覆う防寒用の帽子。めでぼう。
こめや‐かぶり【米屋被り】
《「こめやかむり」とも》米屋・搗(つ)き屋などが、糠(ぬか)がかかるのを防ぐためにする手拭いのかぶり方。手拭いで頭をすっぽり包み、両端を後頭部で結ぶもの。
くるま・る【包まる】
[動ラ五(四)]すっぽりとつつまれる。「布団に—・って寝る」
くる・める【包める】
[動マ下一][文]くる・む[マ下二] 1 ひとまとめにする。ひっくるめる。「荷物を一つに—・める」 2 すっぽりとつつみ込む。くるむ。「毛布でからだを—・める」 3 言葉巧みにごまかす。言いくる...
ぐす‐と
[副]するりと。すっぽりと。「お中様はどこぞの蚊帳へ—入り」〈浄・浪花鑑〉
つつみ‐こ・む【包(み)込む】
[動マ五(四)]包んで中に入れる。すっぽりと包む。「本をふろしきに—・む」「甘い香りに—・まれる」
かぶせ‐ぶた【被せ蓋】
身をすっぽり覆うように作られた、縁(ふち)のあるふた。
かぶ・る【被る/冠る】
[動ラ五(四)]《「かがふる」の音変化形「かうぶる」からさらに変化した形》 1 頭や顔などにそれを覆うものを載せる。また、全体をすっぽり覆う。「帽子を—・る」「面を—・る」「毛布を—・って寝る」...
せん‐だつ【蝉脱】
[名](スル)《「蝉蛻(せんぜい)」の「蛻」を「脱」に誤った語か》「蝉蛻(せんぜい)2」に同じ。「今までの生活からすっぽり—して了おうと」〈里見弴・善心悪心〉