[動ラ五(四)]《「かがふる」の音変化形「かうぶる」からさらに変化した形》
  1. 頭や顔などにそれを覆うものを載せる。また、全体をすっぽり覆う。「帽子を―・る」「面を―・る」「毛布を―・って寝る」「雪を―・った山」

  1. 頭からからだ全体にかけて受ける。水・ほこりなどを浴びる。「水を―・る」「火の粉を―・る」

  1. 本来は引き受けなくて済むものを、身に受ける。こうむる。しょいこむ。「人の罪を―・る」「不況のあおりを―・る」

  1. 写真で、現像過程の失敗、露出過度やフィルムの欠陥などのため、フィルムや印画紙の画面が曇ってぼやける。「この写真は―・っている」

  1. すでにある色や音などの上に、さらに他の物が加わる。「日陰の撮影でやや青の―・った画像になる」「会話の音に電車の通過する音が―・る」

  1. 一方の発言と、もう一方の発言が重なる。「同時にしゃべりだして言葉が―・る」

  1. 同じようなものがそろう。重複する。「キャラが―・る」「保護者会でAさんと洋服が―・ってしまう」「前の人と発言内容が―・る」

  1. 《帰り客が総立ちになりほこりが立つため、手ぬぐいをかぶったところから》芝居・寄席などが終わる。はねる。「芝居が―・る」

  1. 《もと芝居社会の用語。「毛氈 (もうせん) をかぶる」の略で》しくじる。失敗する。多く、主人や親の面目を損なった場合にいう。

    1. 「音無しい男だけに…東京を―・ってしまった」〈万太郎・ゆく年〉

  1. 10 芝居・寄席などで、観客が一時に大勢押し寄せる。大入り満員になる。

  1. 11 だまされる。一杯食う。

    1. 「どこの牛の骨やら知らいで人の―・る衣裳つき」〈浮・胸算用・三〉

    2. 浴 (あ) びる[用法]

[可能]かぶれる

出典:青空文庫

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