かど‐だ・つ【角立つ】
[動タ五(四)] 1 角ばっている。かどばる。「—・っている石」 2 事が円満を欠き、とげとげしいようすになる。かどがたつ。「そういう態度では話が—・つ」 3 人の目を引く。目立つ。「妻(さい...
とっ‐さか
[形動]《近世上方語》心がひねくれて、とげとげしいさま。「気の—な姑に」〈浄・宵庚申〉
けん‐けん
[副](スル)ものの言い方や態度がとげとげしいさま。つんけん。「—(と)した言い方」
けん【険〔險〕】
[音]ケン(呉)(漢) [訓]けわしい さがし [学習漢字]5年 1 地形が切り立ってけわしい。けわしい所。「険阻・険要・険路/峻険(しゅんけん)・天険」 2 危ない。危ないこと。「危険・探険・...
するど【鋭】
[形動ナリ] 1 するどくとがっているさま。鋭利なさま。「四つの牙(きば)剣よりも—にして」〈太平記・二四〉 2 言動がとげとげしいさま。つっけんどん。「詞—に言ひ放せば」〈浄・盛衰記〉 3 勢...
声(こえ)を尖(とが)ら・す
とげとげしい声でものを言う。けわしい口調になる。「ミスの多い仕事に—・す」
つこうど‐ごえ【つかうど声】
無愛想で、つっけんどんな言い方。とげとげしい物言い。「聞こえぬかと思うて…おさへ、—で」〈咄・聞上手〉
とげ‐とげ【刺刺】
[副](スル)とげとげしいさま。とげがあって、親しみにくいさま。「—した顔つき」
とがとが・し
[形シク]事を荒立てるようすである。とげとげしい。理屈っぽい。「—・しき女聞きて」〈堤・虫めづる姫君〉
つっ‐けんどん【突っ慳貪】
[形動][文][ナリ]無遠慮でとげとげしいさま。冷淡なさま。「—な応対」