じょ【序】
[音]ジョ(呉) [訓]ついで [学習漢字]5年 1 ある基準に従った並び。「序列/花序・公序・次序・順序・秩序」 2 書物のはしがき。はしがきをつける。「序文/自序・小序」 3 物事のいとぐち...
いん【引】
1 漢文の文体の名。序の類で短いもの。はしがき。 2 俳諧で、本文を導き出すための句。 3 楽府(がふ)の一体。
たん‐しょ【端書】
はしがき。
しょ‐げん【緒言】
《慣用読みで「ちょげん」とも》 1 論説の糸口。「無異安全の—終って」〈織田訳・花柳春話〉 2 前書き。はしがき。序文。
じょ‐し【序詞】
1 序としての文章。前書き。はしがき。序文。 2 和歌や擬古文などで、意味上または音声上の連想から、ある語句を導き出すために前に置く言葉。枕詞(まくらことば)は1句(5音)を基準とし、音数の制約...
じょ‐げん【序言】
前書き。はしがき。緒言。序文。
じょ・する【序する】
[動サ変][文]じょ・す[サ変]はしがきや序文を書く。「我ながら肝を潰して此書の巻端に—・するものは」〈二葉亭・浮雲〉
じょ‐ぶん【序文/叙文】
書物の初めに、著作や出版の趣旨などを書き記した文章。はしがき。序。
じょ‐だい【序題/序代】
(多く漢詩・和歌などの)序文。はしがき。序言。序。「その日の—はやがて貫之のぬしこそは仕うまつり給ひしか」〈大鏡・道長下〉
くち‐がき【口書(き)】
1 筆を口にくわえて書や画をかくこと。 2 手紙などの書き出し。はしがき。序言。 3 江戸時代、被疑者などの供述を記録したもの。足軽以下、百姓・町人に限っていい、武士の場合は口上(こうじょう)書...