あられ‐も‐な・い
[形][文]あられもな・し[ク]《動詞「ある」の未然形に可能の助動詞「れる」が付いた「あられる」の名詞形「あられ」に、係助詞「も」、形容詞「ない」が付いてできた語。ありうべくもない、の意》 1 ...
ありえ◦ない【有り得ない】
1 あるはずがない。ありそうもない。そうなる可能性がない。「時間が逆に進むことは—◦ない」 2 信じられない。「—◦ないことが起きた」
え‐や
[連語]《副詞「え」+係助詞「や」》 1 疑問の意を表す。…できるだろうか。「皆下屋(しもや)におろし侍りぬるを、—まかりおりあへざらむ」〈源・帚木〉 2 反語の意を表す。どうして…できようか、...
お‐いし・い【美味しい】
[形]《味がよい意の女房詞「いしい」に接頭語「お」の付いたもの》 1 食べ物の味がよい。美味だ。「うまい」に比べて丁寧・上品な感じが強い。「魚の—・い店」「山の空気が—・い」 2 自分にとって都...
かぎっ‐て【限って】
[連語] 1 (「に限って」の形で)…だけは。…だけ特に。「わが子に—そんなことをするはずがない」「その日に—遅刻して来た」 2 …にさえも。…であっても。「女房—この文見せず」〈浄・天の網島〉
空馬(からうま)に怪我(けが)なし
何も持っていない者は、損をするはずがないということ。
かりそめ‐にも【仮初めにも】
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って)打消しの意味を強める語。決して。仮にも。「—法を犯してはならない」 2 わずかでも。いささかでも。仮にも。「—逆らう者があれば罰せられる」 3 十分でない...
傾城(けいせい)に誠(まこと)なし
遊女が客に誠意をもって接するはずがない。遊女の言うことを信頼できない。
けが‐まけ【怪我負け】
負けるはずがない者が何のはずみで負けること。
さる◦まじ【然るまじ】
[連語]《動詞「さり」(ラ変)の連体形+打消し推量の助動詞「まじ」》 1 そうあるべきでない。そうあるはずがない。不当だ。「あまた—◦まじき人の恨みを負ひし果て果ては」〈源・桐壺〉 2 ものの数...