あるころしや【ある殺し屋】
森一生監督による映画の題名。昭和42年(1967)公開。藤原審爾の小説「前夜」を増村保造が脚色したサスペンス映画。出演、市川雷蔵、野川由美子ほか。同年、同監督による続編「ある殺し屋の鍵」も公開。
おうごんをだいてとべ【黄金を抱いて翔べ】
高村薫の長編犯罪小説。平成2年(1990)、第3回日本推理サスペンス大賞を受賞し出版された、著者のデビュー作。平成24年(2012)井筒和幸監督により映画化。
きょうふのほうしゅう【恐怖の報酬】
《原題、(フランス)Le salaire de la peur》フランス・イタリア合作映画。1953年公開の白黒作品。監督はアンリ=ジョルジュ=クルーゾー。一攫千金(いっかくせんきん)を目論んで...
くれないのつばさ【紅の翼】
菊村到の小説。民間航空のパイロットが活躍するサスペンス。昭和33年(1958)、中平康監督により映画化。出演、石原裕次郎、岡田真澄、二谷英明、中原早苗ほか。
くろいいえ【黒い家】
貴志祐介の小説。平成9年(1997)、第4回日本ホラー小説大賞を受賞し、同年に刊行。保険金殺人をテーマとするサスペンス。平成11年(1999)森田芳光監督により映画化。
こうふくなちょうしょく【幸福な朝食】
乃南アサの小説。昭和63年(1988)、第1回日本推理サスペンス大賞で優秀作を受賞した、著者のデビュー作。同年刊行。
さまよえるのうずい【さまよえる脳髄】
逢坂剛の長編小説。昭和63年(1988)刊。脳科学・心理学をテーマとするサスペンス。平成5年(1993)、萩庭貞明監督により映画化。
せのめ【背の眼】
道尾秀介の長編ホラー小説。平成16年(2004)、第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、翌年刊行。
ゼット【Z】
フランス・アルジェリア合作映画。1969年公開。コスタ=ガブラス監督による社会派サスペンス。原作はギリシャの作家、バシリコスによる同名小説で、ギリシャで1963年に実際に起きた左派国会議員の暗殺...
だっしゅ【奪取】
真保裕一の長編サスペンス。にせ札造りを扱った犯罪小説。平成6年(1994)から平成7年(1995)にかけて、複数の新聞に「夢の工房」の題で連載。のち加筆・改題して単行本を平成8年(1996)に刊...