バイアス【bias】
1 織物の布目に対して斜めであること。また、それに沿って裁った布地。バイヤス。「生地を—に使う」 2 「バイアステープ」の略。 3 真空管やトランジスターを適切に作動させるため、その端子間に加え...
バイアス‐かいろ【バイアス回路】
トランジスターなどに直流を流す電源をバイアスといい、その直流電源を与える回路。→バイアス3
バイアス‐カット【bias cut】
布地を斜めに裁断して衣服に仕立てていく方法のこと。動きと柔らかさが表現できる。1920年代にフランス人デザイナー、マドレーヌ=ヴィオネによって開発された。
バイアスが掛(か)か・る
《バイアスは先入観・偏見の意》先入観にとらわれている。色眼鏡で見る。「考え方に—・っている」
バイアス‐タイヤ【bias tire】
自動車タイヤで、トレッド部分のゴムに鋳込まれたコード(織布)の織り目が、回転方向に対してバイアス(斜め)になった従来からの形式のもの。クロスプライタイヤ。→ラジアルタイヤ
バイアス‐テープ【bias tape】
布目に対して斜めに裁った布テープ。襟ぐり・袖ぐりなどの縫い代(しろ)の始末や縁どりなどに用いる。
バイアスロン【biathlon】
スキーの距離競技とライフル射撃を組み合わせた複合競技。選手はライフル銃を背負いながら決められたコースを滑走し、その途中で射撃を行う。走力と射撃の精度およびタイム・着順を競う。冬季近代二種競技。