いち‐げん【一言】
「いちごん(一言)」に同じ。「—をもって評すれば」
いちげん‐いっこう【一言一行】
一つの言葉と一つのおこない。「人の上に立つ者は—も慎むべきだ」
いちげん‐こじ【一言居士】
どんな事についても、なにか自分の意見を言わないと気のすまない人。いちごんこじ。
いちごん‐こじ【一言居士】
⇒いちげんこじ(一言居士)
一言(いちげん)以(もっ)て之(これ)を蔽(おお)う
《「論語」為政から》ひとことで全体の意味を言い表す。
いち‐ごん【一言】
一つの言葉。ひとこと。また、短い言葉。いちげん。「—のもとに否定する」「—付け加える」
いちごん‐いっく【一言一句】
1 一つ一つの言葉。「女の語る—が、遠い国のしらべのように」〈谷崎・秘密〉 2 わずかの言葉。一言半句。「—も聞き漏らさない」
いちごん‐だい【一言題】
雑俳の前句付けの一種。かなの3字か4字の簡単な題句の意味をくんで、17字の句を詠むもの。
いちごん‐はんく【一言半句】
ほんの少しの言葉。片言隻句(へんげんせっく)。「—も不平を漏らさない」
いちごん‐ほうおん【一言芳恩】
ひとこと声をかけてもらったことに恩を感じて、その人に従い仕えること。