あい‐な・し
[形ク] 1 感心できない。気にくわない。「親の、今は—・きよし、いひにやらむと」〈更級〉 2 おもしろみがない。つまらない。あじけない。「梨の花…葉の色よりはじめて、—・く見ゆるを」〈枕・三七...
いだし‐づま【出褄】
「出衣(いだしぎぬ)1」に同じ。「上達部の—の姿ども」〈弁内侍日記〉
いで‐た・つ【出で立つ】
[動タ五(四)] 1 旅などに出発する。出て行く。「旅芸人たちが—・つらしい物音が聞こえて来た」〈康成・伊豆の踊子〉 2 衣装などを身にまとう。身支度をする。「道化役者、魔法つかいなどに—・ちた...
うち‐はや・る【打ち逸る】
[動ラ四]調子に乗る。勇み立つ。「ある上達部のおほむこ、—・りて物怖ぢせず」〈堤・虫めづる姫君〉
腕(うで)を磨(みが)・く
技能が上達するように訓練する。
おもしろ‐はんぶん【面白半分】
[名・形動]興味本位の気持ちがあって、真剣さに欠けていること。また、そのさま。「—に練習しても上達しない」
かく‐だん【格段】
[名・形動] 1 物事の程度の差がはなはだしいこと。また、そのさま。「一年前に比べて—に上達した」「—の相違」 2 物事の程度が普通をはなはだしく超えていること。また、そのさま。「この—なる地位...
かし‐こそで【貸し小袖】
七夕の日、女子が裁縫の上達を祈って小袖などを織女星にささげ飾る行事。また、その小袖。星の貸し物。《季 秋》
か‐たつ【下達】
[名](スル)上の人の考えや命令などを下の者に伝えること。「上意—」⇔上達。
かた‐ぬ・ぐ【肩脱ぐ】
[動ガ四] 1 上着を半ば脱いで下着の肩を現す。「上達部(かんだちめ)は—・ぎており給ふ」〈源・若菜下〉 2 上半身の衣服を脱いで肌をあらわにする。肌脱ぎになる。「年老いたる法師召し出されて、黒...