うち‐こさく【内小作】
江戸時代、地主の家で、住み込みの下男などが主家の田地の一部を、一定期間小作したこと。
お‐した【御下】
1 天皇が食べた食事の残り。おさがり。おろし。 2 昔、宮中に仕えた女房のうち、格式の最も下の者。下﨟(げろう)。 3 下男・下女のこと。
おとこ‐べや【男部屋】
下男などが寝起きする部屋。⇔女部屋。
お‐の‐こ【男の子/男】
1 成人の男子。おとこ。⇔女(め)の子。「—やも空しくあるべき万代(よろづよ)に語り継ぐべき名は立てずして」〈万・九七八〉 2 男の子。むすこ。「すべて—をば、女に笑はれぬやうにおほしたつべしと...
おり‐すけ【折助】
近世、武家で使われた下男の異称。
かく‐すけ【角助】
江戸時代、武家の下男、奴(やっこ)の通称。中間(ちゅうげん)。角内(かくない)。「年季の—杖(つゑ)ひっさげ、露地の中に走り入る」〈浄・鑓の権三〉
かく‐ない【角内】
近世、武家の下男の通称。角助。やっこ。「鎗(やり)持ち—」〈咄・鹿の子餅〉
か‐てい【家丁】
召使いの男。下男。
かど‐や【門屋】
1 門に付属して建てられた小屋。 2 「門百姓(かどびゃくしょう)」に同じ。 3 下男・作男、月経中の女子、産婦、忌中の喪主などが住む小屋。
か‐ぼく【家僕】
家の雑用をするために雇われる男。下男(げなん)。しもべ。