アポクリン‐せん【アポクリン腺】
《apocrine》汗腺(かんせん)の一。わきの下、乳首、下腹部、肛門の周囲などにあり、思春期以後に発達する。分泌物は体臭のもとになる。
いくじ‐のう【育児嚢】
カンガルーなどの有袋(ゆうたい)類の雌の下腹部にある育児のための袋。単孔類のハリモグラの雌や、魚類のタツノオトシゴの雄などにもみられる。育嚢。
いた・む【痛む/傷む】
[動マ五(四)] 1 病気や傷などのために、からだに痛みを覚える。痛くなる。「下腹が—・む」「のどがひりひり—・む」 2 心に痛いほどの悲しみや苦しみを感じる。せつなく悩む。「遺族の気持ちを思...
いどうせい‐もうちょう【移動性盲腸】
盲腸がしっかり固定されておらず、腹腔内で上下左右に動く状態。右下腹部に鈍痛や膨満感がある。
う‐め・く【呻く】
[動カ五(四)]《「う」は擬声語。「めく」は接尾語》 1 痛さや苦しさのあまり、低い声をもらす。「下腹を押さえて—・く」 2 獣などが低くうなる。「番犬が—・く」 3 嘆息する。ため息をつく。「...
かい‐せん【疥癬】
疥癬虫(ヒゼンダニ)の寄生によって起こる伝染性の皮膚病。下腹部・わきの下・内またなどに散発する赤い丘疹(きゅうしん)、指の間に多発する小水疱(しょうすいほう)・水膿疱(すいのうほう)と線状の皮疹...
かいもう‐ぶ【回盲部】
小腸から大腸への移行部。回腸終末部・盲腸・虫垂がある。右下腹部にあたり、腫瘤(しゅりゅう)が発生しやすい。
かふく‐ぶ【下腹部】
下腹の部分。特に、陰部。
カンガルー【kangaroo】
有袋目カンガルー科の哺乳類の総称。尾が長く、後ろ足が大きく発達し、跳躍が巧み。草食性。雌の下腹部に育児嚢(いくじのう)があり、産まれた子は独力でここに入り乳を吸う。オーストラリア・ニューギニア島...
げっけい‐つう【月経痛】
月経に伴って起こる下腹部などの痛み。生理痛。