あお‐ざし【青緡/青繦/青差】
青く染めた麻縄の銭差(ぜにさし)。また、それに差した銭。江戸時代、特に公儀から下賜するときに用いた。
いのかしら‐こうえん【井の頭公園】
東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる公園。中心の井の頭池は武蔵野台地最大の湧水池で、神田川の源流。もと皇室の御料地。東京市に下賜されて大正6年(1917)に開園。
えいせい‐ろく【永世禄】
明治2年(1869)、版籍奉還後、華族・士族に下賜された無期限の家禄や賞典禄。同9年、秩禄処分により解消。
おんし‐しょう【恩賜賞】
皇室の下賜金に基づき、日本学士院賞・日本芸術院賞の受賞者のうち、特に1名ずつに授与される賞。
きょうと‐こくりつはくぶつかん【京都国立博物館】
京都市東山区にある博物館。明治30年(1897)帝国京都博物館として開設。明治33年(1900)京都帝室博物館と改称。大正13年(1924)京都市に下賜され恩賜京都博物館と改称。昭和27年(19...
ぐんき‐さい【軍旗祭】
旧日本陸軍の歩兵と騎兵の各連隊で、軍旗を下賜された記念日に行った祭典。
げ‐ぎょう【下行】
米などを下賜すること。また、その物。「人夫五六百人に兵粮を持たせて諸軍勢に—し」〈太平記・一七〉
し【賜】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]たまわる たまもの 上位の者が下位の者に物などを与える。たまう。たまわる。たまもの。「賜暇/恩賜・下賜・賞賜・天賜」 [名のり]たま・ます
し‐きん【賜金】
皇室などから下賜される金銭。下賜金。「災害見舞いの—」
しば‐りきゅう【芝離宮】
東京都港区海岸一丁目にあった旧離宮。寛永年間(1624〜1644)加藤嘉明(かとうよしあき)の創始、大久保氏・紀州家などの所有を経て、明治4年(1871)有栖川(ありすがわ)家控邸(ひかえてい)...