ふ‐あん【不安】
[名・形動]気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。「—を抱く」「—に襲われる」「—な毎日」「夜道は—だ」 [派生]ふあんがる[動ラ五]ふあんげ[形動]
ふあん‐しょう【不安症】
⇒不安障害
ふあん‐しょうがい【不安障害】
不安が強く長く、あるいは頻繁に起こるようになり、不安による発汗・動悸(どうき)・胸痛・頭痛・めまい・不眠・下痢などのさまざまな身体症状が通常の限度を超えて現れ、日常生活に支障をきたす状態になるこ...
ふ‐あんしん【不安心】
[名・形動]「不安」に同じ。「俺がそんな—な人間に見えるかね」〈志賀・好人物の夫婦〉
ふあん‐しんけいしょう【不安神経症】
⇒不安障害
ふ‐あんてい【不安定】
[名・形動]安定しないこと。状態が一定していないこと。また、そのさま。「収入が—だ」「—な政権」「大気の状態が—です」
ふあんてい‐かく【不安定核】
β崩壊によって粒子を放出したり、核分裂を起こしたりして他の核種に転換する原子核。→安定核
ふあんてい‐せん【不安定線】
寒冷前線の前方の暖域内にしばしば発生する、対流活動の活発な帯状の地域。激しい雷雨・突風などを伴う。
ふあんてい‐の‐つりあい【不安定の釣(り)合い】
一応は力の釣り合いがとれて静止しているが、わずかの変化でそれが崩れてもとに戻らなくなるような状態。円錐体を平面上に逆さに立てた場合など。
ふあんなうぶごえ【不安な産声】
土屋隆夫の長編推理小説。平成元年(1989)刊。人工授精をテーマとした作品。検事の千草泰輔を主人公とする推理小説シリーズのひとつ。