こ【故】
[音]コ(漢) [訓]ゆえ ふるい もと ことさら [学習漢字]5年 1 昔の。以前の事柄。「故事・故実/温故・世故・典故」 2 古くからのなじみ。もとの。「故旧・故郷・故国・故主」 3 (「古...
せい‐こ【世故】
「せこ(世故)」に同じ。「—に慣れて居る許りで」〈鉄腸・花間鶯〉
せ‐さい【世才】
世の中の事情に通じ、たくみに世渡りのできる才能。世故の才。「—にたけた人」
た・ける【長ける/闌ける】
[動カ下一][文]た・く[カ下二] 1 盛りの時期・状態になる。たけなわになる。「日が—・ける」「春が—・ける」 2 盛りの時期・状態を過ぎる。「年—・けた人」「更(こう)—・ける」 3 ある方...
もの‐なれ【物慣れ/物馴れ】
[名](スル)物事になれていること。世故(せこ)にたけていること。「—した応対」
もの‐な・れる【物慣れる/物馴れる】
[動ラ下一][文]ものな・る[ラ下二] 1 物事になれる。熟練する。「—・れたようすの店員」 2 世事に通じる。世故(せこ)にたけている。「—・れない青年」 3 なれなれしくする。なれて親しむ。...
よ‐な・れる【世慣れる/世馴れる】
[動ラ下一][文]よな・る[ラ下二] 1 世間の事情に通じている。世故にたける。「—・れた物腰」 2 異性との交際に通じている。「怪しく様変はりて—・れたる人ともおぼえねば」〈源・夕顔〉