すぎ‐ゆ・く【過(ぎ)行く】
[動カ五(四)] 1 通ってゆく。また、通り越してゆく。「人々が足早に—・く」 2 時が移ってゆく。「月日が—・く」 3 死ぬ。亡くなる。「—・かれしつれあひの事」〈浮・織留・一〉
泉下(せんか)の客(きゃく)とな・る
《あの世を訪ねる人となる意》死ぬ。亡くなる。泉下の人となる。
たび‐だ・つ【旅立つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐旅に出る。かどでをする。「北海道へ—・つ」 ㋑新しい生活に向けて出発する。かどでをする。「社会人として人生に—・つ」 2 亡くなる。死ぬ。「天国へ—・つ」 3 旅先にいる...
ち‐いん【知音】
《中国の春秋時代、琴の名人伯牙は親友鍾子期が亡くなると、自分の琴の音を理解する者はもはやいないと愛用していた琴の糸を切って再び弾じなかったという「列子」湯問などの故事から》 1 互いによく心を知...
なく‐な・る【無くなる/亡くなる】
[動ラ五(四)] 1 (無くなる) ㋐今まであったもの、持っていたものがない状態になる。「夢が—・る」「痛みが—・る」 ㋑盗まれたり、紛れたりして、見当たらなくなる。「網棚の荷物が—・る」 ㋒使...
はかなくな・る
死ぬ。亡くなる。「いといたく思ひ嘆きて—・り侍りにしかば」〈源・帚木〉
ほう・ずる【崩ずる】
[動サ変][文]ほう・ず[サ変]天子・天皇・皇后・皇太后・太皇太后などが亡くなる。おかくれになる。崩御(ほうぎょ)する。「昭和天皇が—・ずる」
病(やまい)を◦得(え)る
病気になる。病気にかかる。「—◦得てこの地で亡くなる」