おんいん‐こうたい【音韻交替】
語の中のある音が、文法的な機能や派生的な意味の違いに応じて他の音と交替する現象。例えば、「脚」の意の英語foot(単数形)とfeet(複数形)の母音部にみられる交替など。
かくそう‐こうたい【核相交代】
生物の生活史に、核相が単相である個体と複相である個体とが交互に現れる現象。シダやコケなどでは世代交代と一致している。核相交番。
こう‐たい【交代/交替】
[名](スル)《古くは「こうだい」》役割や位置などを互いに入れかえること。また、互いに入れかわること。「—で休暇をとる」「当番を—する」「選手—」
さんきん‐こうたい【参勤交代】
江戸幕府が諸大名を定期的に江戸に参勤させた制度。寛永12年(1635)制度化され、1年おきの在府・在国を原則とした。このため全国の交通は発達したが、大名は巨額の出費を余儀なくされ、その妻子は幕府...
せいけん‐こうたい【政権交代】
政権を担当する政党が、それまでとは別の政党に代わること。与党と野党が入れ代わること。 [補説]日本では、平成5年(1993)の宮沢内閣(自民党)から細川内閣(連立政権)への交代、平成21年(20...
せだい‐こうたい【世代交代】
1 同一種の生物で、生殖法の異なる世代が交互に現れて増殖を行うこと。シダ・コケやクラゲでは有性生殖と無性生殖とが、アブラムシでは単為生殖と有性生殖とが、肝蛭(かんてつ)では幼生生殖と有性生殖とが...
ぶっしつ‐こうたい【物質交代】
⇒物質代謝
ぼいん‐こうたい【母音交替】
インド‐ヨーロッパ諸語の特徴の一つで、文法機能や品詞の変化に応じ、同一語根や接尾辞における母音が別の母音と規則的に交替すること。例えば、英語のsing, sang, sungの類。アプラウト。