じん‐い【人為】
1 人の力で何かを行うこと。人のしわざ。「—の及ぶところではない」 2 自然の状態に人が手を加えること。
じんい‐さいがい【人為災害】
人間のひき起こした事故や、自然破壊、環境汚染が原因となって起こる災害。⇔自然災害。
じんい‐しゃかい【人為社会】
個人の意志や特定の目的に基づいて成立する社会。利益団体・文化団体など。→自然社会
じんい‐じゅせい【人為授精】
⇒人工授精
じんい‐じゅふん【人為授粉】
⇒人工授粉
じんい‐せんたく【人為選択】
⇒人為淘汰(とうた)
じんい‐てき【人為的】
[形動]自然のままでなく、人の手が加わるさま。「—な操作」「—に波をおこす」
じんい‐とうた【人為淘汰】
動植物の個体群の中から、人間の役に立つ形質をもつ個体を選んで交配し、その形質を一定の方向に変化させること。家畜や作物の品種改良に用いられる。人為選択。→自然淘汰
じんい‐とつぜんへんい【人為突然変異】
生物の染色体や遺伝子に放射線や化学物質などの人為的な刺激を与えて発生させる突然変異。人工突然変異。
じんい‐ぶんるい【人為分類】
進化の歴史や類縁関係を体系化するだけでなく、それ以外の目的で行う生物の分類。人間とのつながりや区別しやすい特徴などに基づいて行う。→自然分類