出典:gooニュース
G20閉幕、揺らぐ存在意義 米「保護主義」に懸念も共同声明出せず
日本の財務省関係者によると、会議では「保護主義」などに言及する国が相次いだ。日本銀行の植田和男総裁は記者会見で「関税政策を含めて、それが実行された場合に経済にどういう影響を与えるかという不確実性を、いろんな国の参加者が共有していた」と話した。 だが、米側の代表であるベッセント財務長官が欠席し、解決策は見いだせなかった。
G20財務相、議長総括で保護主義対抗を表明 共同声明採択できず
共同声明の採択に至らず、議長国が保護主義への対抗姿勢を改めて示した「議長総括」を発表するにとどまった。 議長総括は、世界貿易機関(WTO)を中心としたルールに基づく貿易体制に対する支持を表明。
保護主義「経済成長阻害」 G20財務相、議長総括
共同声明の公表は見送り、議長国の南アフリカが議長総括文書で「保護主義の高まりや進行中の紛争が、力強い経済成長を阻害する可能性がある」と懸念を示した。 20、21両日に開かれた外相会合に続き、国際協調の成果を示す共同文書を取りまとめることができなかった。 第2次トランプ米政権発足後初の財務相会議だったが、肝心のベセント米財務長官が早々に欠席を表明し、注目を欠いた。
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