いし‐しゅぎ【意思主義】
法律行為の効力を決める際に、表示者の外部に現れた表示行為よりも内心の意思を重んずる主義。→表示主義
うち【内】
[名] 1 (「中」とも書く)ある一定の区域・範囲の中。 ㋐仕切られた内側。内部。「家の—」⇔外(そと)。 ㋑中心または手前に寄ったほう。「—に切れ込むシュート」 ㋒ある範囲に含まれるもの。「...
うら【心】
《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》 1 こころ。思い。内心。→心(うら)もなし 2 形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何...
狼(おおかみ)に衣(ころも)
表面は慈悲深そうであるが、内心は凶悪であることのたとえ。→狼3
鬼(おに)に衣(ころも)
1 表面は慈悲深そうなようすをしていても、内心は鬼のように恐ろしいこと。狼(おおかみ)に衣(ころも)。 2 《鬼は本来裸で衣服を必要としないところから》不必要なこと。また、ふつりあいなこと。
かん‐じん【観心】
仏語。観法の一。自己の内心の本性をよく観察すること。天台宗で重んじる。
がい‐しん【外心】
1 三角形の外接円の中心。三角形の各辺の垂直二等分線の交点に一致する。⇔内心。 2 隔てのある心。うちとけない心。「今ぬしが—が出来て、わたくしがつき出されてお見なんし」〈洒・三人酩酊〉
敬(けい)して遠(とお)ざける
《「論語」雍也(ようや)から》 1 尊敬の気持ちから、なれなれしくしない。 2 尊敬するように見せかけて、内心は疎(うと)んじる。敬遠する。
げ‐しん【下心】
したごころ。内心。心がけ。「—を悟って間夫ある事を察し」〈浮・禁短気・一〉
こ‐け【虚仮】
[名] 1 思慮の浅いこと。愚かなこと。また、その人。「—の一念」 2 仏語。真実でないこと。外面と内心とが一致しないこと。 [接頭]名詞などに付く。 1 見せかけだけで中身のない意を表す。...