えん‐すい【円錐】
円の平面の外にある一定点から円周上に伸ばした線分が円周上を1周してつくる曲面と、もとの円とによって囲まれる立体。直円錐と斜円錐がある。円錐体。
えんすい‐かくまく【円錐角膜】
角膜の中央部が円錐状に突出する進行性の病気。不正乱視を起こし、視力が低下する。コンタクトレンズで矯正できるが、重症になると角膜移植が必要になる場合がある。
えんすい‐かじょ【円錐花序】
無限花序のうち、主軸の周りに総状花序が何度も分枝し、全体が円錐形になるもの。複総状花序の一。ナンテン・ノリウツギなどにみられる。
えんすい‐きょくせん【円錐曲線】
直円錐の円錐面を、頂点を通らない平面で切ったときの切り口の平面曲線。切る傾きによって、円・楕円・双曲線・放物線ができる。二次方程式が円錐曲線に対応するところから、二次曲線ともいう。
えんすい‐けい【円錐形】
円錐の形。円錐に似た形。
えんすいけい‐どぐう【円錐形土偶】
山梨県南アルプス市の鋳物師屋遺跡からほぼ完全形で出土した大形の中空土偶の通称。縄文時代中期につくられたもの。胴体は円錐形で、高さは約25センチ。大きく膨らんだ腹を片手でおさえる姿は妊婦をかたどっ...
えんすい‐さいぼう【円錐細胞】
⇒錐状体(すいじょうたい)
えんすい‐しょうたい【円錐晶体】
昆虫などの複眼を構成する、細長い円錐形の硝子体。
えんすい‐ずほう【円錐図法】
地図投影法の一。ある緯線で地球に接する円錐をかぶせ、地球の中心に視点を置いて経線・緯線などを投影し、その円錐面を広げたもの。円錐投影法。
えんすい‐たい【円錐体】
1 ⇒円錐 2 ⇒錐状体(すいじょうたい)