インフェリオリティー‐コンプレックス【inferiority complex】
心理学で、劣等感のこと。→コンプレックス
おもい‐おと・る【思ひ劣る】
[動ラ四]自分を劣っていると思う。劣等感をもつ。「—・り卑下せむも、かひなかるべし」〈源・紅梅〉
こじん‐しんりがく【個人心理学】
1 集団心理学・社会心理学に対して、個人を研究対象とした心理学。 2 アドラーの心理学。性欲を重視するフロイトに対して、劣等感や優越への意志を重要視したもので、社会心理学的傾向をもつ。
コンプレックス【complex】
1 精神分析用語。情緒的に強く色づけされた表象が複合した心理。抑圧されながら無意識のうちに存在し、現実の行動に影響力をもつ。マザーコンプレックス・エディプスコンプレックス・インフェリオリティーコ...
じんしゅ‐しゅぎ【人種主義】
人種間には本質的な優劣の差異があるとする見解に基づく態度や政策。19世紀末のヨーロッパで広まり、優秀民族支配論・有色民族劣等論などを生み出した。レイシズム。ラシスム。
じんしゅふびょうどうろん【人種不平等論】
《原題、(フランス)Essai sur l'inégalité des races humaines》ゴビノーによる評論。1853年から1855年にかけ発表。純血種のアーリア人を最優秀人種と位置...
ひけ‐め【引け目】
[名・形動] 1 自分が他人より劣っていると感じること。劣等感。気おくれ。「—を感じる」 2 自分で意識している弱み・欠点。「こちらにも—がある」 3 目立たないように、自分の言動などをおさえる...
ほ‐しょう【補償】
[名](スル) 1 損失を補って、つぐなうこと。特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと。「労働災害を—する」「公害—裁判」「—金」 2 心理学で、身体的・精神的な原因によっ...
まいす‐ざむらい【売僧侍】
品格劣等な侍。不徳義な武士。武士をののしっていう語。「さまざまの讒言(ざんげん)をする、ここな—めが」〈伎・毛抜〉
ゆうえつ‐かん【優越感】
自分が他人よりすぐれているという感情。「—を抱く」⇔劣等感。