こう【劫】
1 《(梵)kalpaの音写「劫波」の略。「ごう」とも》仏語。きわめて長い時間。古代インドにおける時間の単位のうち、最長のもの。 2 囲碁で、一目を双方で交互に取りうる状態。この場合、一方で取ら...
ごう【劫】
⇒こう(劫)
こう‐か【劫火】
《「ごうか」とも》仏語。世界が破滅する壊劫(えこう)の終末に起こり、世界を焼き尽くしてしまう大火。
ごう‐か【劫火】
⇒こうか(劫火)
こう‐じょく【劫濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。時世の堕落。飢饉(ききん)・疫病・争乱などの社会悪が起こることをいう。
こう‐だつ【劫奪】
[名](スル)おびやかして無理に奪うこと。きょうだつ。「人ありて之を—す」〈杉亨二・明六雑誌一六〉
こう‐だて【劫立て】
[名](スル)囲碁で、劫を取り返すために、相手が応じなければならないような場所に一手打つこと。また、その場所。
こう‐ろう【劫﨟/劫臘】
長い年月。また、年功。
劫﨟(こうろう)を◦経(へ)る
1 年功を積んで巧みになる。 2 ⇒甲羅(こうら)を経る
劫(こう)を◦経(へ)る
長い年月を経る。年功を積む。