嗜欲／嗜慾（しよく）とは？意味・読み方・使い方

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し‐よく【^×嗜欲／^×嗜^×慾】
の解説

あることを好み、欲するままにそれをしようと思う心。

「世外の功名心のために、流俗の—を遠ざけている」〈漱石・三四郎〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

嗜欲の例文(5)

出典：青空文庫

･･･新知識に対して強烈な嗜慾をもっていたことは到る処に明白に指摘され･･･寺田寅彦「西鶴と科学」
･･･であって相応に物質的嗜欲のあるのは無論だから多少世間と折合って歩･･･夏目漱石「道楽と職業」
･･･生活で、一つは自分の嗜慾を満足させるための生活なのだから、意味が･･･夏目漱石「中味と形式」

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