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辞書
こり【垢離】
《「かわお(川降)り」の音変化か。「垢離」は当て字》神仏への祈願や祭りなどの際、冷水を浴び身を清めること。水垢離。→禊(みそぎ)
こり‐ば【垢離場】
1 水垢離の行(ぎょう)をする場所。 2 江戸末期、大山参りに出立する人が垢離を取った、江戸両国の隅田川べりの盛り場。
垢離(こり)を掻(か)・く
垢離の行(ぎょう)をする。垢離を取る。「これにて—・き権現を伏し拝み奉る」〈義経記・七〉
垢離(こり)を取(と)・る
「垢離を掻(か)く」に同じ。「明方の三時から、夜の白むまで垢離取って」〈鏡花・歌行灯〉
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