おお‐め【大目】
[名・形動] 1 大きい目。 2 200匁(750グラム)を1斤とする量り方。 3 細部にこだわらず大ざっぱに見ること。寛大に扱うこと。また、そのさま。「如何に優しい—な政府でも」〈福沢・福翁自伝〉
おお‐めだま【大目玉】
1 大きくぎょろりとした目玉。 2 ひどくしかること。「—を食う」
おお‐めつけ【大目付】
江戸幕府の職名。老中の支配下にあって、幕府の政務の監督、諸大名の監察などにあたった。定員は4〜5名、旗本から選ばれた。総目付の改称で、大名目付・総横目ともいった。→目付1
大目(おおめ)に◦見(み)る
人の過失や悪いところなどを厳しくとがめず寛大に扱う。「多少の失敗は—◦見る」
だい‐め【台目/大目】
1 茶室の畳で、普通の畳の約4分の3の大きさのもの。台子(だいす)と風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)を置く分を切り捨てた寸法に由来する。台目畳。 2 昔、田1町についてその収穫の4分の1を税として...
だいもくろく【大目録】
《原題、(ギリシャ)Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻。ピナケス。