あまのがわのたいよう【天の川の太陽】
黒岩重吾の長編小説。「歴史と人物」誌に連載ののち、昭和54年(1979)刊行。壬申の乱をテーマとする歴史小説で、翌昭和55年(1980)第14回吉川英治文学賞受賞。
きたかぜとたいよう【北風と太陽】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。北風と太陽が、旅人の上着を脱がす勝負をする。北風が強く吹けば吹くほど、旅人は上着を飛ばされまいと必死になる。次に太陽が照らすと、旅人は自ら上着を脱ぎだす。
くろいたいよう【黒い太陽】
《Black Sun》イサム=ノグチによる彫刻作品。1969年制作。米国シアトルのキャピトルヒルにあるシアトルアジア美術館に設置されている。ブラジル産黒曜石を素材とする、巨大なドーナツ状の彫刻。
くろべのたいよう【黒部の太陽】
木本正次の小説。昭和39年(1964)発表。黒部ダム(黒四ダム)の建設に人生を賭けた技術者たちの苦闘を描く。昭和43年(1968)、熊井啓監督・脚色により映画化。出演、三船敏郎、石原裕次郎ほか。...
し‐たいよう【視太陽】
実際の太陽。仮想の平均太陽に対していう。真太陽。
しん‐たいよう【真太陽】
⇒視太陽(したいよう)
たいよう
昭和50年(1975)2月に打ち上げられた科学衛星SRATS(スラッツ)の愛称。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。太陽活動の静穏期における超高層大気(主...
たい‐よう【太陽】
1 太陽系の中心にある恒星。地球からの距離は約1.5億キロ。直接見える部分を光球といい、外側には彩層やコロナがある。光球の半径は地球の109倍、質量は33万倍、平均密度は1.4。表面温度はセ氏約...
たいよう【太陽】
総合雑誌。明治28年(1895)創刊、昭和3年(1928)廃刊。博文館発行。高山樗牛(たかやまちょぎゅう)・大町桂月・上田敏らの論説・文芸時評・人物評論・小説などを掲載。
へいきん‐たいよう【平均太陽】
天の赤道上を一定の速度で動き、1太陽年で1周する仮想の太陽。→視太陽