し‐きゅう【子宮】
単孔類を除く哺乳類の雌の生殖器官の一部。輸卵管の一部が変化した筋肉性の器官で、受精卵が着床し発育する。
しきゅう‐いしょく【子宮移植】
子宮が生まれつきなかったり、子宮がんなどによって子宮を摘出されたりした女性に、姉妹や母などの子宮を移植すること。子宮性不妊症の新たな治療法として、海外では2010年代前半から人による臨床研究が進...
しきゅうがい‐にんしん【子宮外妊娠】
受精卵が子宮腔以外の、卵管・卵巣・腹膜などに着床し発育すること。
しきゅう‐がん【子宮癌】
子宮に発生する癌。子宮頸癌(しきゅうけいがん)と子宮体癌とがある。
しきゅう‐きけい【子宮奇形】
⇒子宮形態異常
しきゅう‐きんしゅ【子宮筋腫】
子宮の筋肉に発生する良性腫瘍(しゅよう)。
しきゅう‐くう【子宮腔】
⇒子宮内腔
しきゅう‐けいかん【子宮頸管】
子宮下部の、円柱状になっている子宮頸部の内腔。
しきゅうけい‐がん【子宮頸癌】
子宮癌のうち子宮頸部に発生する癌。外子宮口にできることが多い。罹患(りかん)率は20歳代後半から40歳前後まで増加し、70歳代後半から再び増加する。性交により感染するヒトパピローマウイルス(HP...
しきゅうけいたい‐いじょう【子宮形態異常】
子宮の形が通常とは異なること。胎児期に起こるミュラー管の癒合不全や発育不全などによる先天的なもので、重複子宮・双角子宮・弓状子宮・中隔子宮・単角子宮などがある。子宮奇形。