あい‐ぎょう【愛敬】
《仏語の「愛敬相」から。室町以降「あいきょう」とも》 1 親愛と尊敬の念をもつこと。人から愛され敬われること。あいけい。「この女子(にょし)に、—、富を得しめ給へ」〈今昔・一六・八〉 2 顔つき...
あいづ‐ばんだいさん【会津磐梯山】
磐梯山のこと。会津嶺。会津富士。 会津地方の民謡。もと盆踊り歌で、昭和初期から全国に広まった。
あいのみょうやく【愛の妙薬】
《原題、(イタリア)L'elisir d'amore》ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全2幕。1832年初演。不器用な村の青年がいかさまの薬売りから手に入れた偽の惚れ薬によって美しい富農の...
アウグスブルク【Augsburg】
ドイツ南部、バイエルン州の工業都市。レッヒ川とウェルタハ川の合流点に位置する。同国最古の古代ローマの都市の一つであり、8世紀に司教座が置かれ、13世紀に帝国都市となった。中世・近世を通じて交通・...
あおき‐が‐はら【青木ヶ原】
山梨県、富士山北西麓に広がる大原生林。面積約30平方キロメートルで富士箱根伊豆国立公園に属する。貞観6年(864)の大噴火による溶岩流上に形成されたもので、鳴沢氷穴をはじめ溶岩トンネルが多くみら...
あおば‐やま【青葉山】
京都府舞鶴市と福井県高浜町との境にある山。標高693メートル。西国三十三所第29番札所の松尾寺がある。丹後富士。 仙台市にある小丘。青葉城跡がある。
あおやまえんざまつ【青山円座松】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。青山の竜岩寺にあった円座の松と呼ばれる老木を手前に配し、遠くに見える富士山と対比させた構図となっている。
あか‐がわ【赤川】
山形県北西部を流れる川。新潟県との県境にある以東(いとう)岳(標高1771メートル)北西麓の大鳥池に源を発し、庄内平野南部を北流して酒田市で日本海に注ぐ。長さ約70キロ。雪溶け水が豊富で、庄内平...
あか‐の‐きゅうでん【赤の宮殿】
《Palazzo Rosso》イタリア北西部、リグリア州の都市ジェノバにある宮殿。17世紀後半、ブリニョーレ=サーレ家の邸宅として建造。名称はファサードの赤い石材による切石装飾に由来する。現在は...
あか‐ふじ【赤富士】
雲・霧と朝日との関係で、晩夏から初秋にかけての早朝に、富士山が赤く見える現象。北斎の「富嶽三十六景」の一つとしても知られる。《季 夏》「—に露滂沱(ばうだ)たる四辺かな/風生」 [補説]作品名別...