あま‐の‐さぐめ【天探女】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の命で天稚彦(あめのわかひこ)の問責に来た雉(きじ)を、天稚彦に射殺させた邪心の女神。後世の「あまのじゃく」はこの女神のことともいう。
あめ‐の‐わかひこ【天若日子/天稚彦】
日本神話で、天孫降臨に先だち、高天原(たかまがはら)から葦原(あしはら)の中つ国の平定に遣わされた神。出雲に降ったまま復命せず、詰問の使者として雉(きじ)が派遣されてくるとこれを射殺したが、高御...
い‐と・める【射止める】
[動マ下一][文]いと・む[マ下二] 1 弓矢・鉄砲などで獲物を倒す。射殺す。射当てる。「熊を—・める」 2 うまく自分のものにする。うまく目的を達成する。「彼女の心を—・める」
エム‐アール‐ティー‐エー【MRTA】
《(スペイン)Movimiento Revolucionario Tupác Amarú》トゥパクアマル革命運動。ペルーの反政府武装勢力。 [補説]1996年12月17日リマの日本大使公邸を襲撃...
おお・す【負す/課す】
[動サ下二] 1 背に負わせる。かつがせる。「片思ひを馬荷ふつまに—・せ持て越辺に遣らば人かたはむかも」〈万・四〇八一〉 2 責任や罪などを負わせる。「まさに重き罪に—・せむ」〈孝徳紀〉 3 命...
雉(きぎし)の頓使(ひたづか)い
《天つ神の命を受けて葦原(あしはら)の中つ国に降(くだ)った天若日子(あめのわかひこ)が帰ってこないので、キジを遣わしたところ、天若日子はこれを射殺してしまったという古事記の故事から》行ったきり...
ごいちご‐じけん【五・一五事件】
昭和7年(1932)5月15日、海軍青年将校・陸軍士官学校生徒らが首相官邸などを襲撃し、犬養毅首相を射殺した事件。軍部はこれを利用して政党内閣に終止符を打ち、軍部独裁政治への一歩を進めた。
しゃ【射】
[音]シャ(漢) [訓]いる うつ さす [学習漢字]6年 1 矢や弾を発する。「射撃・射殺/騎射・掃射・速射・発射・乱射」 2 勢いよく出す。発する。「射出・射精/照射・注射・投射・日射・反射...
しらとり‐じけん【白鳥事件】
昭和27年(1952)1月に札幌市警本部の白鳥一雄警部が射殺された事件。首謀者とされた村上国治は、最高裁で懲役20年の刑が確定したが、無罪を主張し、再審請求・特別抗告を行った。最高裁はいずれも棄...
ダコタ‐ハウス
《The Dakota》米国ニューヨーク市、マンハッタンにある集合住宅の通称。アッパーウエストサイドに位置する。ジョン=レノンが居住し、1980年に玄関前で狂信的なファンに射殺されたことで知られ...