こうじ【小路】
《「こみち」の音変化》幅の狭い道。町なかの狭い通り。⇔大路(おおじ)。
こうじ‐がくれ【小路隠れ】
1 少しの間身を隠すこと。「夕暮、夜の間にぞ、—せらるなるや」〈宇津保・国譲下〉 2 かくれんぼ。「稚子(をさなご)の—」〈根無草・後〉
こうじ‐ぎり【小路切り】
小路を横切ってまっすぐ行くこと。また、その場所。「—に、前後左右の敵を防ぎかねて」〈太平記・一七〉
こうじ‐な【小路名】
1 書状の宛名に官名や姓名などを書かないで、その人の住む所の名を書いて敬意を表すこと。一条に住む人にあてて「一条殿」とするなど。 2 宮中・院の女房に京の小路の名をつけて呼んだもの。春日(かすが...
こみち【小路】
《原題、(オランダ)Het straatje》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦54センチ、横44センチ。デルフト市内の一角を描いたものとされる。フェルメールの、数少ない風景画の一。アムステ...
しょう‐じ【小路】
狭い道。こみち。こうじ。